2018年01月07日

保育士・幼稚園教諭による実践事例!

ここ数年、愛知県半田市で研修をやっている。昨年9月に行った「保育士・幼稚園教諭研修」の振り返りアンケートを見せていただいた。
なぜ今頃かと言えば、これが受講後3ヶ月経ってから「業務で活用できているか?」と尋ねるシビアなものだからだ(笑)

今回素晴らしかったのは、7時間研修で行った発想力や決める力・伝える力・ほめる力などについて、多くの実践例が出てきたこと。しかも職員間だけでなく、園児向けの活動でのものが!
アンケートの採り方をちょっと変えた甲斐がありました (T-T)

私自身はこれまで結構ナゾだったのです。どうやって幼稚園児や保育園児向けに、私の「技」を実践するのだろうと。自分では、自信がない(笑)

H保育園 Sさん
「子どもと一緒に考えるときに、座って考えるのではなく、実際に動いて試せるよう、声掛けをしたり、環境を整えたりした。(運動会でどうやったら速く走ることができるか友達の走りを観察したり、実際に走ってみて考えた)(どんぐり落としゲームの制作で、実際に作りながらどのように落ちていくか考え、作っていった)」

O保育園 Wさん
「遊びに必要な物を作っている時、机に向かいアイデアを考えたり出し合ったりしている子どもたちだったが、なかなか具体的に浮かばない様子であった。そのためいろいろな素材を用意し、実際触れたり試したりすることで発想できるようにした。頭の中で考えているよりもアイデアがわき楽しんで作ることができた」

H保育園 Nさん
「察しの悪い親になれということを聞き、保育の中でも何でも+の関わりをするのではなく、意識して関わらない、見守るということをしたところ、子どもたちだけで解決したり自分でしようとしたりする姿が見られ、引き算の関わりも大切だなと実感しました。」

O幼稚園 Mさん
「子どもたちが不思議に思ったことを試すことができる環境づくりを意識するようになった」

H幼稚園のNさん
「保育の場面で、子どもたちと話し合いをして物事を進めることがよくあるが、まずは目的をはっきりさせ、共有することを意識するようになった」

凄いなあ。やっぱり出来るんだ。今度、実践風景を見学させてもらおうっと。
半田市、来年度もお邪魔します (^_^)ゞ