田園調布雙葉での「伝える力・ほめる力」授業とキャリア論
元アクセンチュアの小林潤一郎さんが担当する、3年生の情報社会学で教えるのも、もう5年目。
通年の選択授業ですが、必ず年に2~3回講義をしています。
基本は春に1回、そして秋に1回。
最近の出し物はたいてい春「決める力」と秋「ほめる力」です。
・春、進路決定のとき。なので決める力
・秋、AO入試もあるのでほめる力で面接力アップ
「ほめる力演習」は、2007年にまさに彼女らのために開発され、あまりに受けたのでその後、『伝える技術』の一部に組み入れられることになったもの。
いわば凱旋講演なのです(笑)
今日は1人欠席で9名。
奇数だと演習がやりにくいので途中から教育実習生に入ってもらいました。
・前回の復習(結構みんな憶えていた)
・ジコジマン演習1
・節電演習
・ほめる演習1:手帳か筆箱かお財布
休憩
・ほめる演習2:相手の印象
・ジコジマン演習2
・キャリアについて
で50分×2コマ。
前回やったことは?と問うたらいきなり「金星!」と。
その通り。前回の「決める力」の最大イベントは金星の太陽面通過だったのでした(笑)
今日の発見
・女子高生はほとんどが、お気に入りの手帳を持っている。しかも千差万別(うちの長女はずっとほぼ日手帳)
・みんな自分をほめることは苦手
・コツをつかむのは速い。すぐほめ方がうまくなっていた
参加者のfeedback
・人をほめるのは簡単ですが自分をほめるのは大変です。今回の授業を通してどのようにほめて、自己アピールをすればいいのか学ぶことができました。これからは人柄を磨いていきたいです
・自分をほめるというのはあまり機会もなく、自分が一番苦手としていることだったので、今日は大変いい機会になりました。
・ほめることは自分を改めて知ることにつながる。また、自分の他者への見方が変わることにつながる。
キャリアについて、は「今回はあまりAO入試受験者多くない」と伺ったので、昨晩急遽、入れました。
要は「就職面接に向けて今からガンバレ」というもの。
大学3年になってから慌てても遅いよ、と(笑)
みな、真剣に聴いていました。(親の過干渉をどうすればいい?との相談も・・・)
最後の写真は帰りに見つけた不思議なもの。
「東京都立園芸高等学校玉川果樹園」なのでした。
誰が普段管理しているのやら。
自転車での往復。爽やかな半日でした。