2011年08月18日

閑話休題:長女の価値観、次女の価値観、三女の価値観

長女はいつも金欠である。

いや、仕送りの額が少ないわけではない。首都圏に住む地方出身私大生への平均仕送り額は過去10数年、直線的に減り続け、今や10万円を切る水準だ。
彼女への仕送り額は、それよりはちょっと多い。

でも、彼女はとっても「移動」にお金を使っている。

・毎日、隣駅からバスで行くD大に、卓球しに通っている
・毎週末、実家に帰る(友だちと卓球するために)
・毎月、卓球仲間の試合の応援に行く

全部、卓球がらみである。

実家往復で2000円。毎週末やったらそれだけで8000円。
卓球の大会は田舎でも行われるので、その往復で数千円。

これだけ打ち込めるものを持っているのは、本当に素晴らしいことだと思う。
(たとえ、高校・大学で追試の女王と呼ばれていようと)

そして卓球での合宿費を稼ぐために、マクドナルドでのバイトまで始めた。
ただし「卓球優先」の条件付きなので、大した量はこなせない。

一昨日、彼女からメールが来た。
「初任給 14000円!やった」
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エライねと返したら、こんな一言が。

「私は何でも楽しめる性格だから、すごく得だと思う」

マクドナルドでのバイトでも、存分に楽しんでいる訳ね。
でも、あんまり追試を楽しみすぎてムダな留年だけはしないように(笑)



昨日、次女が夢を語っていたらしい。

まずは外資系で稼いで、建築士になって、お城修復の仕事をゲットして・・・。
最後は古城で2人でのんびり暮らす。
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そこで三女がぽつり。

「それって、楽しいの?」

そうだよねえ。
そして、次女。

「貴様とはもう、わかりあえないな」

シャー・アズナブル風に言い切りましたとさ。ちゃんちゃん。