カメラを写真撮影機と呼ばせるお国柄:フランス
ロイターの記事でこんなものが。
「twitter」や「Facebook」は特定のブランド名だから、「詳しくはFacebookをご覧ください」でなく「SNSを見てください」とかに言い替えろ、と。
(もちろん、twitterをニュースで取り上げるのはOK)
フランスでは1992年以降、メディアの広告枠外で商品名などを視覚的・聴覚的に放送することを禁止している、のだそうだ。
フランスは言葉にうるさい。多分世界一。
フランス人とは人種的集まりではなく、フランス語を話す者たちの集まりだから、と聞いたことがある。
そしてときどき外来語排斥運動が起こる。主に政府によって。
20年前、カメラ、も禁止された。外来語だから。
・カメラ camera→写真撮影機 appareil-photo(アパレイユ フォト)
ついでにカメラマン、も。 photographe という言い方もあるが正式には多分
・写真撮影機操作者 Opérateur d’Appareil-photo(オペラター ダパレイユ フォト)
である。
政府がやることなので、テレビ局は民法も含めてこれで規制される。
フランス留学中、ある日を境に言い方が変わったので驚いた。
今回の「特定ブランド名の回避」、NHKも見習うのか?