破れた夢は、何ゴミか?
Bump Of Chickenの最新アルバムが出た。
Bumpのシングルはだいたい買っているので、なじみ曲も多いが、新曲も多い。
なじみ曲では
・R.I.P. (ラテン語 Requiescat in Pace の頭文字で、「安らかに眠れ」の意味)
・宇宙飛行士への手紙
・魔法の料理
はもちろん素晴らしい。
でも、ダントツにハマった曲がある。
それが、
・分別奮闘記
である。
これは面白い。
行進曲風で荘厳ですらあるのだが、出てくるのは、ゴミを出したが分別を間違えて、なかなか引き取ってもらえないというドタバタである。
ただ、ゴミとして出そうとしたものは、「夢」なのだ。
持って行かれてないぜ 紙が貼ってあるぜ
なになに「燃えるゴミは月曜日」
燃えるのか これ燃えるのか
燃えなさそうでも 燃えるのか
なやむ主人公に、ある者が語りかける
燃えますよ 灰に出来ますよ
あなたが そうしたくないだけでは
ノリの良い曲で、コミカルで、2000年の「ラフ・メイカー」を思い出させたが、それを遙かに上回る作品と感じた。
もう、50回は聞いた。まだ、飽きてない。
先週までは、つい最近でたシングル「HAPPY」のカップリング曲「pinkie」が今期最高音楽作品と思っていた。が・・・うーーーっむ。
是非、一聴を、オススメする。
今書いている「お手伝い本」の一節に、こんなことを書いた。
「夢は98%破れる」
「夢は破れてからが勝負」
だから
「親は子どもに夢を押しつけてはいけない」
「きっと破れるであろうその夢に、誰も責任が持てなくなるから」
「与えるべきは夢でなく、力」
「自分で夢を作り、実現の努力をする力を、子どもたちに」