KIT虎ノ門 公聴会
大学によって呼び名は違うし位置づけも違うが、KIT虎ノ門では、修了のための最終関門が「公聴会」だ。
20分でこの一年を総括する。
・5分で自己の成長をポートフォリオ視点で
・15分で修論(もしくはレポート)の発表
その後、10分の口頭試問。
口火を切るのが副査の教授と決まっている。
事前に論文自体は読んでいるので、内容は分かっている。
15分での発表にはみな相当神経と時間を使い、コンパクトにまとめている。
論文もこれくらい分かりやすくして、と思わんでもないが(笑)
いずれにせよ、みなの発表を聞くに、感慨深いものがある。
1年前は、おそらく、自身ですら想像できなかったものではないだろうか。
テーマを決め、文献を調べ、仮説を立て、調査をかけて、分析し、ストーリーを作り、数十頁のレポートを書き下す。
その堂々たる発表だ。
この公聴会はオープンで、同級生や修了生、一般の方も参加できる。
知り合いを呼んだヒトもいたらしいが、家族でもOKだ。
これがまた、KITの良いところ。
終了後、全専任教員が集まって、議論。
各人の論文の評価と、成績・修了判定案作りだ。
さてさて、結果やいかに。