2012年07月27日

三女と自転車2:GIANT直営店にて

銀輪の巨人を読んでいる。 

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台湾の自転車メーカー、GIANTの物語である。 
正式社名は、巨大機械工業。台湾の片隅で、38名の社員で立ち上げたときからこの名前だ。 

そして40年後の今、安かろう悪かろうのイメージを覆して、世界最大の自転車メーカーとなった。 

本には知らなかったことがいっぱい書いてあった。 
OEMから始まって、途中から自社ブランドを立ち上げたこと。 
製品単価を低価格から中価格帯へ、どんどん上げていったこと。 
サービス品質を維持するため、量販店では売らないこと。 

私の地元、二子玉川にはそのGIANTの直営店がある。 
駅から多摩川に下る道の先に、東急電鉄が高架下(正確には脇の土地)活用のために、数年前誘致した。 
ガラス張りの白い建物で、なかなか未来的な建物である。 

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もともと三女と自転車探しをしたとき、ここにも寄っていた。 
1階が男性向け、2階が女性向け。 

各デザイン毎に、フレームサイズがXXS、XS、Sとか数多く用意されているのが印象的だった。 
小柄な三女にはうれしいことである。 
で、シンプルな形のものを、彼女は「この中で選ぶならこれ」と気に入っていた。三色の色の中では青がいいとも。 

でも、一番は無印良品の自転車だったわけで、でもそれが撃沈したのは、前回書いたとおり。 
その後、地元のブリヂストン特約店にも行ったが、もう一歩。 

そうこうするうちに1週間。 
このままでは自転車無しで夏休みが過ぎていきそうである・・・。ま、私はいいんだけどね。 


と、この『銀輪の巨人』を読むまでは、思っていた。 

う~ん、どうせなら1回、GIANTの製品とお店を試してみたいなあ、と思ってしまったのだ。 

三女に聞いてみる。「GIANTにしない?」 
そしたらあっさり「うん、いいよ~」 

その足でGIANT直営店に向かい、まずは欲しい自転車を改めて選ぶ。 
これもあっさり前回のと同じのを選ぶ。 
私は本当は、これが格好いいと思ったんだけどなあ・・・。三女的にはダメらしい。 

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ま、いいや。 

彼女のお気に入りは、フレームはシンプルな形。色はブルー。 

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これに真っ白い泥よけを合わせて、黒の網カゴ、黒のスタンドをつける。 

すると・・・、おお、なかなかナイスな配色じゃないの。

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店頭在庫があるものばかりだったので、その日のうちに組み立て上がり、ニコニコしながら乗って帰ってきた。 
最初の感想は「すーーーっと進んじゃってコワイ(笑)」だった。 

そりゃ、11kgの軽量型だからねえ。 
GIANTは軽量が売り。5~6万円の中価格帯のものでも、10~11kgである。(14万円を超える高価格帯だと8~9kg) 

大事にしなよ。 
ちゃんとメンテナンスしなかったら没収しますので、そのつもりで。