建築会館の謎・・・ここに日本の建築の心はあるのか?
9/30、日本CM協会の研修をお手伝いしました。
テレビのCMではありません。建築のCMです。
Construction Management。つまり・・・なんだろ(笑)
プロジェクトマネジメントとどう違うかは不明ですが、今期の研修、初っぱなの登場でした。
テーマは「決める力と伝える力」で3時間。
場所は田町駅・三田駅近くの建築会館でした。HPにある案内図によれば慶應大学につづく細い通り沿いです。
地図では正面がわからなかったので、建物の形がアーチ型で面白そうな側(慶應通り側)からアプローチしました。
そうしたら・・・
そこは飲み屋ビルだったのです。
「建築会館は、一般社団法人日本建築学会が所有し管理運営を行っている建物です」とHPにはあります。
おそらくは日本を代表するアーキテクトたちが集う日本建築学会が建て、管理するビルが、この惨状とは・・・。
いえ、最初はきっと地図の間違いだろうと、いったん通り過ぎました。
でも私のスマホはAndroidです。iPhoneじゃありません。ちゃんとGoogle Mapsがデフォルトです。
そして、Google Mapsはやっぱり正しかったのです。
ここに、日本の建築の心はあるのでしょうか?
最初からこうだったのか?途中でなし崩しにこうなったのか?
いずれにせよ、この姿を見たら(少なくとも私は)、日本建築学会(の会員)に仕事を頼もうとは思わないなあ。
いや、地域に溶け込んでいる面では、カメレオン並みに素晴らしいが。
本当の正面は南側のこっちだったのかも。
でも形はツマラナイ。