第7戦:日経「丸の内キャリア塾」で女性300人と紙コップ ちょきちょき。 11/14
日経新聞が女性読者開拓のために立ち上げたのが女性対象のスペシャル講座「丸の内キャリア塾」である。いや、違う。
女性だって日経新聞(のターゲット)読者である!に対して懐疑的だった社内外を、説き伏せるために創られたのが「丸の内キャリア塾」である。私の回でなんと第64回。
毎月、レギュラー講演が行われ、その詳報が首都圏の日経夕刊に3面を使われて大きく載る。講師陣は著名人ばかりで、なんで私が、と思わないでもない。
でも、担当の橋本あゆみさんが良いというなら良いのである。私に異論などあろうはずもない。
集客は主催者の責任だし、私はよい講演をするだけだ・・・。
とはいえ、箱の大きさは小さくない。慶應MCC「夕学50講」でも使った丸ビル内の引き出し型階段会場だ。定員は300人。
これが果たして埋まるのか!?
申し込みが始まってしばらく経つと、100人を超えたが足踏みが続き、〆切り1週間前で218名。
ちょっとやきもき。ところが新聞での広告も効いてその2日後には250名を超え、結局、当日ねじ込んできた2名(うち1名は知り合いの連れ(笑))も足して306名の申し込み。
ふ~。
あとは、私の責任だね。
300余名の女性陣(95%が働く女性)にどう対峙しようか。
11/14 1900。いよいよ開演だ!
まずは盛り上げ。
イロの不思議、チームビルディング、話し合い、と駆け抜け、一体感とリラックス感をつくる。
そしてバイアスとミューラー・リア錯視。
ここで一気に感情が爆発する。あはは、やられた~~~。
階段会場での紙コップ演習もうまくいき、あとは最後の締めだけ。
子育て話に絡めて、「自由と制限」「放牧型共育」の話、そして「釜石市の奇跡」の話をする。
みな、真剣に、聴いてくれた。
100分プラス40分(懇親会)を振り返って、一番だったのは、会場に質問を振ったとき必ず何人もの手が挙がったこと。
それを一瞬で見つけるわが視力に感謝・・・。
いやいや、みなさんの姿勢に感謝(笑)
瀬戸市教育フォーラムでの小学生たちに負けないノリと、熱意であった。
懇談会の間、丸ビル内の書店さんが著作の販売を行ってくれた。
『一瞬で大切なことを伝える技術』を10数面、平積みしてくれたせいか、なんと30数冊売れたという。
他の著作も数冊ずつ。Good。
いや、これは「発想力」の講座だったはず。なぜに「発想力」系の本でなく、『一瞬で大切なことを伝える技術』が???
おそらくそこに、今回の本が、大いに売れようとしている原因があるのだろう。