講演3連戦:その1 上志比中 立志式
幕末 福井藩の偉人 橋本左内が14才で「啓発録」を書いた。
大人になったのだから、甘えの心を絶つ、と。
今でも福井のほとんどの中学校で立志式が行われる。
今日は永平寺町の上志比中で、そのお手伝い。
午前中は授業、午後は立志式での講演だ。
授業は中学二年全員41名の合同授業。 発想力を80分。
中心はコップ/紙コップ演習だが新ネタがひとつ。
それは「丸い交差点のナゾ」
フランス等に多いランナバウトと、普通の信号付き交差点との差を考えるもの。
難易度高いかと思ったが、みな、頑張っていた。
午後は2年生による立志式。
1人1人が自らの「立志」を、漢字一文字を書いた色紙を手に宣言する。
みな、声が大きくはっきり出ていて素晴らしい。
その後、全校生に向けての「立志式記念講演」
1時間あまり、声を出してもらったり、クイズを考えてもらったりの、参加型。
こちらもみな、結構ノリも良かったし、集中力も切らさずにいた。
Q&Aでもいろいろな質問や感想が出てきたね。
担当は決まっていたのかもしれないが、ちゃんと、考えて話していた。
終了後、校長の藤田みすずさんと感想戦および雑談。
「教えすぎない」ことの意義と難しさについて。
「勉強しろって言わない」ことの価値と難しさについて。
学校を出るとき、男子たちは玄関内で、女子たちは玄関外で、声を上げたくれた。
「ありがとうございました〜」「楽しかったで〜〜〜す」
「またきてください〜〜〜!」
ありがとう。
私も楽しかった。
みなの心に残る授業・講演になっただろうか。