論理思考についての一考察
KIT虎ノ門で、山田英二さんによる「ビジネス論理思考」公開講座が行われた。
今年はプロモーション用に個別テーマのものと、山田さんによるものを並列で行っている。
「ビジネス論理思考」は基本的に同じ(改良はされ続けている)内容なのだが、毎回50名弱を集める人気企画だ。
公開講座の後、ビジネスアーキテクト専攻の説明会があるので、公開講座の途中から後ろにスタンバイ。
その講義風景を見ながら、論理思考って何だろう、と改めて考えた。
最も単純化すれば
□←□
これが論理思考の基本式。
ある塊□と塊□を線で繋ぐ作業だ。
論理思考とは、塊(主張)と繋がり(関係)を作ること。
でも、それでは足りない。「ビジネス論理思考」であるためには、何が重要か、が必要なのだ。
それを「重要思考」と勝手に呼んでいるが、それは、この基本式で言えば、
線の太さをハカること
と言える。一番太い繋がりは何か、無視して良い繋がりはどれか、を明らかにすることなのだ。
ちょっとすっきりした。
ちょうどその前に、早稲田MBAのIさんと「フレームワークにおける塊と繋がり」の話をしていたばかりだったので、ここに辿り着いたのだと思う。
思考とは面白いものだ。