ちはやふる ~福井弁と百人一首
ちはやぶる神代もきかず龍田川 からくれなゐに水くくるとは
知り合いの日記に触発されて、数週間前マンガを買った。
少女マンガだ。
主人公は、小6の女の子 千早(ちはや)。
ある日現われたのが無口な福井からの転校生 新(あらた)。その子は、実は百人一首の達人だった。
千早は美人のお姉ちゃんが自慢。
「おねえちゃんが、いつか日本一になることが、あたしの夢なんだ」
と嬉しそうに語る千早に、新は言う。
「ほんなのは 夢とは言わんよ」
「自分のことでないと 夢にしたらあかん」
そこから、千早の、自分自身の夢が始まる。
時々出てくる福井弁が、どきりとする。
普通のセリフより、感情がこもる。流石、言葉の力は凄いなあ。
「ありがとの 送ってくれて」
のセリフだけで、涙が出そうになる。
実は、買ってから放ったらかしで、今日、読んだ。
読んでる途中で、残りの2~6巻を発注した。
2009年のマンガ大賞も取ったらしい。2~6巻が届くのが楽しみだ。