2013年09月03日

学生1人旅

大学1年の7月、友だちと上野駅で待ち合わせて東北旅行に行くはずだった。
時間になっても来ないので電話したらお腹が痛いという。

切符は買ってしまっているし、仕方がないので夜、1人での出発となった。
1週間の国内1人旅シリーズの始まりであった。

以降、2年生のときには四国一周、3年のときには中国・山陰一周、4年のときには沖縄・与論一周、と続く。

1人旅は寂しいが、その分、好きに出来る。そして、対象や自分自身に肉薄することになる。
午前5時の栗林公園、青葉城、弘前城。
夜の高知・五色が浜、龍馬像の下での酒盛り。
ヒッチハイク、野宿、徒歩、電車。

1週間の1人旅は、確かに私の人生を豊かにした。


今日のお昼、1週間のBelgium旅行を終えた次女が、帰ってきた。
Finn Airでヘルシンキ経由、14時間の旅である。

友人のミルドン一家のお宅にお世話になりながら、1人であちこち古城や名所を訪ね歩いたらしい。

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でも一番のピンチは、ミルドン家(地上4階地下1階)に1人で帰ったとき、セキュリティ解除に失敗したこと。
鳴り響く大音響、警備会社からの電話、隣人の訪問、などなど。それは滅多に出来ない経験だ(笑)
最後は5歳の娘さんとも仲よくなって帰ってきた。

経験したことはすべてあなたの身になるだろう。
じっくり反芻するといい。

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