2013年08月05日

京浜東北線の残念な若者

ある春の朝。京浜東北線で。
大井町から、東京駅に向けた6駅15分のお話しです。

残念な若者、その一。

若いサラリーマンが座っていました。
熟睡、しています。乗り過ごさないか心配です。

彼のポケットでは途中でピーピー、スマホがアラーム音を発しはじめました。
エライ。彼はちゃんと乗り過ごさないように、手を打っていたわけです。
どんどん音は大きくなり、車内のみなが彼に注目しています。

でも、彼は熟睡を続け、1分後、アラーム音は止まりました。

もう2駅進んだところでまた、アラーム音がなり始めました。おお、こっちが本命か!

でも、彼は熟睡を続けます。アラームもじきに止まってしまいました。

さらに2駅進んだところで、私の降りる駅(東京)に着いてしまいました。
誰も起こさないというのも可哀想だと思い、私は降り際に、彼に声をかけ、頭を3回、( ´_ゝ`)σ)Д`)ツンツン してあげました。

でも、反応はありません。
「大物だ」。私はホームに降り立ちました。

彼の行く先と、行く末が楽しみだなあ、と思いながら。


夕方、こんどは東急の田園都市線で。
残念な若者、その二、です。

斜め前に座っている若い女性。
オメメぱっちり、鼻の下は顎まで大きなマスクで覆っているいでたちです。

なにげなく見ていたら突然、マスクの下部を少しめくって、飴をパクリ。
真っ白なマスクの下からいきなり、赤い開いた口が出現したので、かなり不気味でありました。

本人は気づいていないだろうけれど。
そしてその女性、今は熟睡中。

やはり彼女の行く先と、行く末がちと不安であったのでした。
このことを話したら、家人も「自分もやるかもしれない」と。
みなさん、気をつけましょう。