2011年08月02日

BauXar Marty 101

スピーカーの名前である。 
ボザール マーティ 101。 
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アンプ内蔵のアクティブスピーカーだが、その出力は3.5W+3.5Wに過ぎない。 
円筒形のとても洒落たデザインだが、売り出されたのは5年前である。 

でもとってもとっても、音が良い。 
中高音が異常なくらいはっきり聞こえてくる。 

とても3万円弱の音ではない。 
小音量でなら数十万円のフルコンポと、まっこう勝負できる代物だ。 


使われているのがかの「タイムドメイン理論」 
周波数上の歪みの小ささよりも、時間的な歪み(遅れ)を最小化することを是とした教えだ。 
いや、理論のことなどドウデモイイ。 

この音の高解像度(とそこから来る音の定位性の良さ)は一聴に値する。 
そこに山下達郎がいて、歌ってるのよ、私のために!という感じが味わえる一品だ。 
(今、「僕らの夏の夢」サマーウォーズの主題歌を、聴いているので) 


ネットで調べたら、「圧縮音源では価値がない」と評した評論家もいたが、何を言ってんの?である。 
十二分に、価値はある。 

条件は、部屋が大きすぎないこと。 
最初に試しに1階のLDKで鳴らしてビックリした。音が小さいのだ。 
そして書斎に移して2度ビックリ。音が大きい。 

部屋全体の空間をドライブしようとしているのね~ 
机上で1.5m離しておいているが、とても快適である。 


おまけ 

ちなみに突然なぜこのオーディオルーム(兼 書斎?)に、アクティブスピーカーを追加したかと言えば、省エネのためである。 
今使っているスピーカーはもらい物のダイヤトーンの大型スピーカー。 
それをドライブするためにSoul Noteのda1.0を用いているのだが、最大消費電力700Wの大飯ぐらいなのである。 
音量ゼロでも大量に発熱する・・・。 

かといって今更この部屋で、雑な音は聴きたくない、と思っていたところでボザールを見つけたのだった。