1. 参加型「決める力」講義
講義概要
時 間 | 90分 |
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対象者 | 中学高校・大学生 |
目 的 | 意思決定の仕方、発展的な議論の仕方を学び、日常に活かす。 |
特 徴 | 戦略的な意思決定の枠組みである「重要思考」を用いる。複数回、ケースによる訓練を行うことで技の習得が図れる。 |
形 態 | 参加型 |
目 標 | 意思決定及び議論のための「重要思考」を習得し、日常の問題に関しても適応できるレベルを目指す。 |
内 容 | 題材としては「サバイバル(遭難時の優先順位付け)」ケースを用いる。意思決定に関する講義を15分程度行った後、ケース①を行う。個人、及びチームでの意思決定を順次行い、チーム討議の結果を発表する。その採点を行なうと同時に、「重要思考」のやり方、と討議プロセスを解説する。その後、類題であるケース②を同様に行い、各チームの議論内容を論評し終了する。 |
タイムスケジュール
アイスブレーク |
チーム内で自己紹介 | ||
・道路の話 ・ヒトの意思決定力の話 |
各国の道路の形状から、意思決定力について述べる 決めて実行するための3つの壁 |
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4頁の課題を読み、まず個人での優先順位付け(7分) チームで討議しチームとしての優先順位付け(10分) |
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①の発表 | 代表者が結果を黒板に書く 適宜指名し、理由等を発表してもらう |
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①の解説 | 正解を発表し自己採点を行なう 高得点者・チームの表彰 |
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ケース①を題材にし、重要思考について解説する ・ダイジなこと、大戦略、効用、アイテム 同時に、チーム討議のあり方について解説する ・役割分担、時間配分、決め方 |
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2頁の課題を読み、まず個人での優先順位付け(5分) チームで討議しチームとしての優先順位付け(7分) |
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②の発表 | 代表者が結果を黒板に書く 適宜指名し、理由等を発表してもらう |
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②の解説 | 正解を発表し自己採点を行なう 高得点者・チームの表彰 |
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フィードバックシートの記入も行う | |||
2. 参加型「発想力~カタチ編」講義
講義概要
時 間 | 80分 |
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対象者 | 小中学高校・大学生 |
目 的 | 日常のカタチにひそむヒミツや工夫に気づき、それを探究する姿勢をつける。 |
特 徴 | 紙コップとハサミという準備物だけで、発見と探究を繰り返す姿勢を学べる。 学んだことをすぐ実践すること、頭だけでなく体を使うことの大事さを体感できる。 |
形 態 | 参加型 |
目 標 | 発見することの楽しさ、答えを探さず探究を続けることの大切さを理解する。 |
内 容 | 題材としては「コップのフシギ」「紙コップのフシギ」等多くの小ケースを用いる。 ヒトの認識に関する講義を30分程度行うがその中でも渋滞、都市の夜景、イロのフシギ等のケースで発見力を高める。 コップのカタチに関して、個人及びチームでその理由を考え、発表する。 紙コップのカタチに関して、個人及びチームでその理由を考え、発表する。 その後、実際に紙コップをハサミで加工することでその探究を進める。 |
タイムスケジュール
アイスブレーク |
チーム内で自己紹介 | |
・色々な渋滞 ・都市の夜景 ・ヒューリスティック・バイアス ・ノーマルシー・バイアス ・錯視問題 ・イロのフシギ |
これらの中から時間に応じて2~3を紹介し、ヒトの認識のフシギを説く | |
身の回りのものから、円柱状のモノを挙げる 各自で考え(3分)、個数を競う。一部発表 まず個人で考え(2分)、チームで議論する(5分) |
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コップはなぜ円柱か | 適宜指名し、理由等を発表してもらう 正解を示した後、更に、多様なコップの形を見せる |
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コップはなぜ下がすぼまっている | 各自で考え、発表してもらう 手元の紙コップで体感させ、もう一度考え、発表 |
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紙コップのフシギを2つ、見つけ、その理由を考える | ||
紙コップ実験 | まず個人で考え(2分)、チームで議論する(5分) 何人かに発表してもらった後、ハサミでの「実験」を促す |
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フシギの解説 | 途中で対照実験の仕方を説明する 何チームかの発表後、正解を解説する |
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フィードバックシートの記入も行う | ||
3. 講演型「ヒマと貧乏とお手伝い」講義
講義概要
時 間 | 80分 |
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対象者 | 幼・保育園児、小中高校生の保護者 |
目 的 | 子どもたちの生きる力を育むために、親として与えるべき「ヒマと貧乏とお手伝い」の重要性を示す。 |
特 徴 | 携帯電話問題やお手伝い等、三女の父親としての実体験を踏まえた実践論。 新卒採用者としての観点から見た就職力にも言及。 |
形 態 | 講演型 |
目 標 | 「ヒマと貧乏とお手伝い」の大切さを理解し、実践を決意すること。 |
内 容 | 世界から見た日本、企業人事採用者から見た若者たちの現実と未来を語る。 また、各種調査や実体験を元に、お手伝いや、自由と制限の与え方が、子どもたちの「生きる力」を伸ばすために以下に重要かを示す。 |
タイムスケジュール
自己紹介 | ||
・道路 ・言葉 ・文化 ・未来 |
これまで、20ヶ国以上を訪れ、40ヶ国以上の友人たちとの交流を通じて分かったこと 未来を生きる子どもたちにとっての示唆 |
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某社人事部長の嘆きと発見 | ||
お手伝いの学力、生きる力、正義感への効果 長岡市の取り組みと調査結果 |
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ヒマと貧乏がなぜ大事か 阻害するもの |
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得意だったこと、不得意だったこと | ||
お手伝いマトリクス | ||
フィードバックシートの記入も行う | ||